職人マツナガ通信

2002年 2月12日

ついに、つくばで、トーチ(溶接用バーナー)に火がはいりました。
約一年ぶりの炎です。
旋盤を廻し、フライスを動かし、定盤で作業をしながら、今までの準備のことが走馬燈のように、思い浮かび、ちょっと感慨にひたりました。
でも、そう思いに耽っているヒマはないので、次々と機械を試しながらウォーミングアップ作業をしました。
 
おもしろいもので、約一年くらいやっていない作業なのに、作業に必要な細かい寸法などを、ちゃんと覚えているのですね。
ロー付け(溶接)の感覚も、昨日までやっていたような感じで、何の違和感もなくはじめられました。
体で覚えるとは、こういうことなんですかね、不思議ですね。
 
いよいよ、つくばでのマツナガ工房の発進です。
しみじみ、この仕事を継続できるシアワセを感じてます。
 
さ~て、これから、もう一仕事。
今日は何時まで体力が持つかな。