バリアスコートで終わる。
クロスバイクの組み立ても、
ロードレーサーと同じく、
オーナーのポジション確認から始まります。
サドル高さ、ハンドル落差を測定した体型に合わせます。
そうして最後は、和光ケミカルのバリアスコートで磨き上げて終了です。
この工程は販売するすべての自転車もれなく作業をしています。
本日、初めてのロードバイクをご検討されているお客様が二度目の御来店で、
おもしろいお話をさせていただきました。
ローバイクを購入するに当たってのポイントや、
各メーカーのバイクの特徴などをご説明させていただいた後、
”いろいろ迷っているけど、バイクで迷っているのではなく、どこで買うかなんだよね、
バイクはどれもカッコいいし、どれがいいのかもよくわからない、
最終的には、買った後ちゃんと面倒をみてくれるお店が重要かな。”
とのことでした。
たしかに、ワンブランドショップを除けば、
同じバイクが何店舗でも購入できるんですね。
なので、どこで買うかの判断材料にアフターケアに、
組力(くみりょく)をプラスしていただけるとよりいいとおもいます。
組力というのは、ボクが勝手に使っている言葉なのですが、
自転車を組み上げる技術力や用途やオーナーの好みにあわせて自転車をまとめ力です。
お寿司屋さんが、同じ米、ネタをつかって握ったものが、
握る人によってどれもかわると思います。
自転車も、同じメーカーの同じものを組んでも、
組み上がったものは、組んだ人によってかわってくると思います。
じゃあ、どこがどうちがっているのか、ということになり、
なかなか初心者の人が一目見ただけではわかりにくい事だとは思いますが、
自分がどういうことにこだわっているかは、日々ここに書いていきますし、
また書いてきてもいるのでご参考いただければと思います。
ボクが常々おもしろいと思っているのは、
メーカー車は、経験三十年の自分が組んでも、
経験一年の人が組んでも、
価格は変わらないんですよね。
(ヘアーカット屋さんは、同じ店内でもカットする人の腕で値段がちがいますよね)
この辺りも、何がお得かの参考ポイントになるかとおもいます。