職人マツナガ通信

12月7日

ボクのやっている、
フレームビルダーというシゴトって、
かなりわかりにくいようです。
まあ、自転車つくってますというと、
単純にできあがったフレームに、
パーツを組み付けるシゴトを想像されるヒトがおおいようです。
現に、お店によくではいりしてくれているヒトも、
ボクがフレームを設計して、
パイプの状態からフレームをつくっていることを、
知らないヒトも多いようです。
自分なりに、どう説明したら、
バシッとわかってもらえるか、
かなり以前から考えていました。
これ、ケーキ職人とにているかもしれません。
素材をあつめて、
加工して、
最終的にケーキのカタチにする。
職人のさじ加減で、甘くも、辛くもでき、
どんなデザインのデコレーションも可能ですよね。
ボクのシゴトも、
ボクのさじ加減で、堅くも、柔らかくもでき、
物理的に許される範囲なら、
どんなカタチにも設計、製作できます。
でも、そこで、ケーキなら、
どんな風に混ぜ合わせたり、
いろんなカタチにしたりすることを、
ある程度は想像できますよね。
自転車の場合は、説明むずかしいです。
シートアングルを何度に、
ヘッドアングルを何度に、
やっぱりちんぷんかんぷんですよね。
なにか、いい説明方法みつけます。