職人マツナガ通信

4月6日

SさんのアルフレックスDi2化、
BB内の穴を広げることができず、
現状の小さい穴でDi2ケーブルをどうやって通すか。
まずは、結構柔らかめなロー材(溶接棒)、
長い針金状のもを入れて貫通するかやってみる。
いろいろ曲げてやってみましたが、やはりラグの段差にあたってしまい貫通せず。
次に思いつ多いのは、糸をいれてこれをエアガンでBB出口に向かってエアふきつけて、
エアの勢いで糸をBBの外に出す。
ん~、こんなアクロバティックな方法でできるのか?
でも、可能性1%でも、とりあえずやってみるのがボクの主義。
糸をヘッド側の穴からいれて、エアガンで吹いてみる。
やっぱり出てこない、何回かやっているとエアガンの吹き方により糸を押していることが確認でき。
さらに、いろいろな角度でエアガンを吹いていると。
ぬぁんと、BBから糸が出てきた!
やったぁ、こんな方法でもできるんですね。
やっぱり、ものごとやってみなければわからない。
貫通した糸に、Di2端子を結び付けて、
ダウンチューブの中を通してみる。
ムッフッフ、でてきたでてきた。
これでダウンチューブ内にDi2ケーブルを通せることがわかりました。
Sさん、安心してください! とおせますよ!