カーボンチューブ切削。
まずは、未加工のカーボンチューブを図面の寸法にあわせてカットします。
このチューブは、自転車フレーム専用設計となっているチューブで既製品ではありません。
こちらの要望により、炭素繊維、巻き方を指定してつくってもらっているオーダーメード品です。
図面の寸法にカットできたら、ラグに差し込み治具にのせます。
ここで多少長めになっているカーボンチューブの余分な部分を削りながら、いい塩梅に調整していきます。
図面は計算上の数字ですので、理論上はぴったりなのですが、
現実的な問題として、接着剤の加熱作業をしたときに熱膨張をするので、
熱膨張する部分の余分な隙間をつくっておかなければなりません。
あまり隙間をつくりすぎてしまうと、接着強度を落としてしまいます。
その塩梅はボクの製作経験から、実際にはめあわせて決めています。
まずシートチューブ。
お次はダウンチューブ。
そしてトップチューブと寸法を決めていきます。
この段階でボトルケージの穴位置もきめて、ドリルしておきます。
チューブの用意ができたら、接着剤を塗布していく作業となります。
寒さ本番ですが、春を感じさせてくれることがありました。
ご近所の筑波大で勉強をされていたOさんが、この春で田舎へ帰ると報告しにきてくれました。
最初は通学用のクロスバイク。
それで、スポーツバイクに目覚められてカーボンのロードバイクとステップアップ。
SRMにも参加してもらっていました。
田舎へかえっても、勉強していたことで仕事をされると思いきや、
おうちの仕事をお手伝いするということでした。
地域で特産のおイモを加工品をつくられているということです。
今回おみやげに頂きました。
干しイモは茨城も特産でたまにたべますが、
随分と肉厚の干しいもでした。
肉厚のわりには、とてもやわらかく、あまみもイモのもっている甘みだけでつくられてました。
個人的にはかなり好みでした。
これを、インターネットを通じて販売拡大していくと仰っていました。
春、いろいろなスタートが始まるのですね。