職人マツナガ通信

6月5日。

いつかはカンパ。
三年前につくったプロMが栃木県から里帰りしてきました。
カンパニョーロへの組み替えです。
こちらも大事にされているようで、とてもうれしい思いです。
ムスメを嫁にだしたおやじの気持ってこんなものなのでしょうか。

オーナーのIさん、ずっと思い続けておられたそうです、
”いつかはカンパ!” っと。
自転車のりなら、一度は憧れるカンパ様です。
ボクも憧れていましたね、自転車を始めた頃。
ほしくて、ほしくて、ほしくてたまらなかったです。
当然買えるようなしろものではなかったので、
ダブルレバーだけとかブレーキレバーだけとか部分的に使ったりしていました。
そんな、おもいをいれて集めたこだわりのシルバーのカンパコンポーネント、
レバーもこだわりで現行型ではなく一世代前のものに。
ホィールもカンパのハブで組み上げました。
前回はクリンチャーホィールで、
短時間走行用なのでとにかくかたいものというリクエストで組み上げご満足いただきました。
今回は、同じようとのチューブラー版でリクエスト。
リムはなかなか種類がなくなってしまったのですが、
アンプロッシオのメネシスをお選びしました。
重さも430gあり、表面をサンドブラストでたたきかたく加工されているリムです。
スポークは、SBTMは抗張力に耐えられるサピムのCX-RAY細めのエアロスポークです。

この組み合わせでかために組み上げました。
ご希望の仕様で組み上がったバイク、
使用感想が楽しみです。