職人マツナガ通信

イタリア就職記 (13)

とにかく、仕事をさせてもらえるということを約束してもらい帰国しました。
帰国後も休む間もなく、第一の問題になった就労ビザの取得に取りかかりました。
面接では、日本のイタリア大使館でなんとかとれるとはったりをいいましたが、
まだ、この時点ではビザに関しては真っ白な状態でした。
自分としてはイタリアでただ仕事ができればいいというのではなく、一前の職人として扱われたかったので、どうしても正式なビザが必要だったのです。

ビザの取得と同時に、P氏との契約書も制作しなければなりません。
契約書の作成は、P氏側にまかせました。
こうして、イタリア大使館詣でがはじまりました。
9月まで3ヶ月はあるのでどんなに大変でも時間的には余だろうとかんがえていましたが、大変あまい考えだったようです。