職人マツナガ通信

1月7日

ウッホホ~ィ、ついにカタチになりましたMさん。
スッピン美人ですよ!

アメリカンクラフトマンの心意気を感じさせくれるバイク納車しました。
折り畳みタンデム小径車。
至る所に、やってるな~、と思わせてくれる加工が。
ボクが訪ねたときはこの工房はなかったのですが、
これをつくっているアメリカの街にいったことがあります。
その時は別のフレームビルダーに会いにいったのですが。
http://www.sbtm.jp/Cgi-bin/diary/usa.cgi
この街、つくばと同じようにカレッジタウンで緑があふれていて、
街に川が流れていてそのサイドに木屑をひきつめたランニグコースときれいに舗装さ
れたサイクリングコースがあって、
とにかくアウトドアを楽しむにはとてもいい環境にありました。
こういう街からこいうバイクが生まれてくるのは不思議ではないなと納得させられま
す。
というか、こんな街で自転車つくり出来たらとても楽しいだろうなと思わせてくれる
街でした。
今でもその街を強烈に印象づけた事があります。
ある時ボクがそのサイクリングコースを走った時、
途中の大きな池のほとりで休んで、ボーっと池をみていると、
犬を散歩させてきた人がきて、
ボクに「すぐに終わるからね、静寂を壊してごめんね」みたいなことを言って、
池に棒を投げ込み、犬に泳がせてそれを取りに行かせる遊びを2,3回やって去って
いきました。
ボクがいた場所は別にボクの場所ではないのに、
静かなその場の雰囲気をこわすことをわざわざ詫びてくれました。
ボクはニッポンジンが不作法とは思いませんが、
すごいカルチャーショックを受けました。
電車の中で大声で携帯電話をつかったり、爪を切ったりお化粧したり、
レストランで自分の居間のよう振る舞ったり、
という公共の場を自分の家のように振る舞う人は今でもいないんでしょうかね、その
街は。

20171027153240.jpg20171027153553.jpg