職人マツナガ通信

11月4日

今日も慌ただしい一日。
今日・明日と幕張メッセで試乗できるサイクルショー、”サイクルモード”が行われ
ています。
もともとこれは一般の人向けショーで、ボクら業者のビジネスショーではないのです
が、
プライベートショーをやらない問屋さんや、
プライベートショーには出せなかった商品を出しているところがあるので、
やはりおベンキョーのためみておかなければならいものなのです。
お店をお休みにすることはできないので、スタッフと交代で幕張メッセ詣でをしまし
た。
こういう地味な努力がショップ力として表れるとおもいます、ご期待下さい。

今日アップのフジやん通信(http://www.sbtm.jp/advisory/top.htm)にのっている
アメリカのフレームビルダーにも会いにいきました。
ボクのアメリカ放浪記(http://www.sbtm.jp/craft/)でペンシルバニアのビルダー
のところを去ったあと、
グレイハウンド(大陸横断バス)をのりついで、オレゴン州ユージンにアポなし突撃
しました。
アメリカの自転車雑誌にのっていた広告の住所をたよりになんとか訪ね当てて、
恐る恐る、
”日本でフレームビルダーをやっているんですが、アメリカのフレームつくりを見て
回っています、見せてもらえますか?”
と頼んでみると、なんとすんなりウエルカムで、ホッ。
場合によっては企業秘密があるからダメだよと門前払いをくう可能性だってあります
からね。
工房内の隅から隅まで見せてくれました。
食事を誘ってくれたりして、彼とは自転車つくり以外いろんなはなしをした記憶があ
ります。
最後にはこの後サンフランシスコへいくとはなすと、
自転車関連の友人を紹介してくれてました。
そのおかげでMTBで大ブレイクしたビルダーMr.トムリッチーにもあうことができまし
た。
アメリカやイタリアでのビルダーとの交流でほとんどのビルダーに、
”フレームつくりで一番大事な事はなに?”という質問をしてみました。
返ってくる答えはいろいろあり、
各国の職人気質の違いを垣間見ることが出来ておもしろかです。

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