職人マツナガ通信

4月15日

学校、会社いろいろなところで新しく始まる雰囲気がただよってますね。
就職感というのは時代によってかわってくるのでしょうが、今の若い人たちはどんな
思いで職業を選んでいくのでしょうか。
豊になった分食うための仕事選びから、やりがいのある仕事や一杯お金を稼げる仕事
とか目的が多様化してきたように感じます。
選択肢がたくさんある分逆に今の若いこの方が仕事選びに悩んでしまうなんてことも
あるんでしょうね。
ショップの近くには筑波大学があり、お店に出入りしてくれる学生くんの入学から卒
業までみられるのは結構おもしろいです。
機会がある度にどうして今の学部選んだの、どうしてその会社選んだの、てな感じで
話すと今の流れというのを少し感じられます。
最近の若い子はというフレーズは、代々うけつがれていくものだなと再認識します。
ボク自身がおやじになり、今の若い子はと思う反面、ボクらが若い頃もオトナにはそ
ういわれてました。
今の大学生くんとはなしをしてみると、自分たちとさしてかわりながなかったよなと
思います。
むしろオトナじゃないのと思わせてくれる時もあります。
ある学生くんは絶対留年はしません、1年留年すると生涯年収が0000円違ってき
ますから、なんていわれてこともありましたっけ。
ボクも会社員を経験していますが、不良会社員だったですね。
まず、その会社を選んだ動機が、強い自転車競技チームがあったからということで、
面接でもどんな仕事をやりたいというより、自転車競技をやりたりですと面と向かっ
ていっていましたから。
今から考えるとよく入れてくれたものだとおもいます。
入社から3年、念願かなっておもいっきりレースをやって、自分には全く才能がない
ことを思い知らされて、
上司に自転車レースはキッパリやめます、次は仕事に専念しますから、自分のやりた
い部署へいかせてくださいと直訴したんですが、
けんもほろろに断られて、自分のやりたい仕事ができないのならここにいてもしかた
がないとあっさり辞めてしまいました。
やりたいことは決まってましたが、次の就職先は未定でした。
自分には、生涯年収という発想はまるっきりなかったですね、20才そこそこでは。