職人マツナガ通信

4月1日

鳥のさえずりで目を覚まし、
カーテンを開けるとまぶしい朝日、
すばやくレーパン、ジャージに着替えてバイクにまたがる、
今日は調子がいいようだ、まわるまわる、よくまわる、
調子がいいので不動峠にタイムアタック、
でたぁ~、10分台のベストタイム!
なんて、ことはありえないすっよね、
本日エイプリールフールなり。

今日の作業はレストアメイン。
作業をしていると、自分でやった作業、人がやった作業がよくわかります。
良くも悪くも、自分の性格ならこういうやり方はしないなということににでくわしま
す。
フレームでも同じでどんなカラーリングをしても自分の作ったものはまずわかります
ね。
食べ物の味つけと同じで作業も、やる人により個性がでるものなのですね。
自分の場合は、フレーム製作と同じで、オーナーの嗜好がわかっていればそれにあわ
せますし、わからなければそのバイクをみてオーナーがどんなことにこだわっている
のか類推し、どういうサイクリングに使うのかなどを頭に入れながら、よかれと思う
ように作業をすすめていきます。
ですから同じワイヤー交換でも、カラーや長さや取り回し方などまちまちになりま
す。
バイクを渡されたときオーナーがバイクを見て、こいつ自分の好みわかってくれてい
るな~、とおもっ
てもらえるようここがけて作業してます。
製作に関しては、地元のめおとサイクリストI田さんの奥様バイクの設計。
スモールライダーでリアもカーボンをしようしたいというリクエスト。
フレームサイズ400mm位になるといろいろな物理的制限がでてきてしまうので今
まで製作した図面などをひっぱりだしてきてさんこうにしながら、できるだけご希望
にそえるように設計しました。