職人マツナガ通信

7月10日

落車。
今年のツールを、NHKのダイジェスト版を毎日録画してみています。
今年は既に、二人のライダーがイエロージャージを着たまま、
落車によるリタイアをしています。
カンチェラーラ選手、マルティン選手。
以前(とはいってももう二十年以上前)より、落車が増えている気がします。
百戦錬磨の選手達が、落車をするのですから、
それ相応の原因があるのでしょうが。
おそらく、レースの高速化も一因なのでしょうね。
昔に比べると距離が短くなっている分、
スピードアップは必至か。
昔はレースの始まるのが、スタートご中盤以降だったのが、
今はスタート直後から気が抜けない様な気がします。
それだけレースが、興行性から競技性のアップにつながっているんでしょうね。
ベルナールイノーが走っていた時代には、
イノー選手のような大ボスがいて、
レース全体ににらみをきかせていたと聞きます。
今は、そんなカリスマ的存在はいなので、
さながら戦国時代といったところでしょうか。
まあ、それはそれで、見ていて楽しいのですが。