職人マツナガ通信

8月9日

ようやく10年近く前にイタリアでシゴトをした時の、
資料が集まりだしたので、
夏休み特集ということで、
ポチポチ書いていきますので、
よかったら見て下さい。

イタリア就職記 ①
そもそもなぜイタリアかというところからお話始めますね。
当時ボクは29才、
フレームビルダーという仕事について10年近くたっていました。
この間、東京のアマンダスポーツで幸いにして、
日本の主立った選手のフレームをかなり製作させてもらいました。
当時まだカーボンフレームが一般的ではなかったので、
いち早くカーボンフレームをてがけていたアマンダスポーツに、
実業団チームの有力選手から注文が集中してました。
(スポンサーの関係でポッシャちゃたのですが、
ツールでベスト3に入る選手からの注文もはいって、
実際にフレーム製作して発送直前までいったこともありました。)
直接選手と話し自分で設計して製作して、
できたものの感想を選手から直接聞けるという、
日本にいては最高の環境で仕事と勉強がで来きたと思います。
そんな感じで、自分の中で日本で勉強出来ることはかなり学んだな、
(実際は掘り下げればもっともっとあるはずなのですが)
という飽和状態のような気持ちが芽生え始めてはじめてました。