職人マツナガ通信

9月18日

ハンドサイクルⅢ。
なんとか、ハンドルクランクにトリプルギャがとりつきました。
お次はこれをセットして、フロント変速機が作動するかどうかです。
チェーンを切って、フロント変速機を交換してみます。
案の定、ギャ一枚分内側に入った分、インナー側が、
調整ネジをいっぱいに緩めても、フロント変速機とすってしまいます。
多少の音なりはしかたがないと、強引にとりつけて調整しましたが、
やはり、うまく変速しません。
はて、さて、どうするか。
ここまできて、断念は絶対できない。
BBの位置を移動する?
このアイデアをもとに、ギャ側のBB小物の内側にスペーサーをいれて、
クランクがつく位置を少し外側に動かす。
BB幅が広がってしまうので、もしもの場合は、BBの逆側を削らなければならない。
とりあえず、そうやって組んでみると、なんとか変速機内側はクリア。
ハンドルクランのまわりも、通常で渋くない。
ホッ。
これで、また一つクリア。
そうして変速してみると。
インナー、ミドルまではOK、大丈夫!
アウターギャのみが、やはり変速機が外側にですぎてしまい、ギャがはずれてしまう。
調整用のアジャストボルトの長さがたりないので、
長いものにしてやってみるも、長さだけの問題ではなく、どうしても、外側にいってしまう。
はて、さて、どうするか。
最後の難問。
動きをじっくり観察してみると。
アウターへチェーンが移るときに、
変速機外側のプレートがもっと内側についていれば、落ちなさそう、ということに気がついた。
そこで、フロント変速機の外側プレートを内側に少し曲げてみる。
っと、ぬぁんと、バッチリ正解、アウターにチェーンはとどまりしっかり変速をするではないか!
やった!
ふ~。
こうしてなんとか、52x46x39から、
48x39x30に変更できました。
あきらめないと、なんとか、なるもんだ。
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