職人マツナガ通信

9月17日

ハンドサイクルⅡ。
届きました、39Tx30T、ミドルギャにとりつけるための組み合わせギャ。
早速作業に取りかかる。
ハンドルクランクを抜き、ついているギャ板をはずして、
39X30のギャをつなぎ合わせて、
クランクへ!」
っと、とりつかない!
そうなんです、ハンドクランクは特性なので、ギャがとりつくところが、丸い形状になっていたんです!
とにかく、丸い段違いになっている部分がギャ板と干渉してしまいとりつかない!
いや~、最初から、これかよ~。
ギャが、とりつかないんじゃ、話にならない・・・・・・・。
こまった・・・・・・・。
考える、考える。
クランクの当たる部分を削るか・・・・・・。
ちょっと、非現実的だな・・・・・。
どうしよう、っと、クランクとギャ板を手に取り、いじっていると。
クランクのインナー側に、アウター用48Tをつけたらどうだ、とひらめく。
48Tと39Tの間には、間座をいれてとりつえければ、48X39X30ととりつくのでは。
ただし、ギャ板がとりついたとしても、ギャ一枚分内側にはいってしまうので、
フロント変速機との位置関係がどうか、わからない。
でも、方法はこれしかなく、やってみなはれ、ということで、あきらめずにチャレンジ。
まず、48Tと39Tのギャ間にくる間座つくり。
これは、古いクランクのギャボルトがつく部分をぶった切ってつくりました。
さらに、48Tと39Tをとりつける5ピンの長さも、通常の長さでは足りないので、
チェーンガードを取り付けるための長い5ピンを使い、
さらに、それらの長さを削って使えるようにあわせます。
そうして、できあがったものを組み立てる。
やった、思惑通り、48x39x30という組み合わせでセットできました!
っと、ヨロコビもつかの間。
お次は、セットして、変速できるのかどうかを確認しなければなりません。

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