職人マツナガ通信

10月11日

クライン組換え成功!
先日ここにかいた、アメリカブランド クラインの10速化、
なんとか組み替え、本日納車しました。
コロナ禍のこのご時世、
さらに、すでに旧型になってしまっている10スピードのコンポ。
いや~、探し回りましたパーツ。
グレード落とさず、機能もおとさず。
世代が違うもの、MTBパーツがなければ、
トレッキングバイクパーツなど、
シマノさんの互換表とにらめっこしながら、なんとかパーツを見つけました。
そうしていざ作業。
このクラインのバイクは、変速ワイヤーがトップチューブ内蔵タイプ。
しかも、インナーワイヤーが通る細い穴がトップチューブの両端にあるだけ。
これ、インナーワイヤーを通すガイド役のライナーを通す前に、
インナーワイヤーを抜いてしまったら、とても、とても大変なことになる、
っというのは以前の作業でじゅうじゅう承知。
そこで、いつもにもまして慎重にインナーワイヤーを取り外していく。
まずは、右側のリアから。
っと、ライナーをインナーにいれて、トップチューブから引き出していくと。
ん、?、
ライナーを通した側をフレームの中におしこみ、逆側を引っ張ったのですが、
ライナーのついていないインナーワイヤーがトップチューブからでてきてしましった。
しばらく、唖然、なんで・・・・・・・。
っと、再確認すると。
お~、ハンドル側のシフトケーブルの入り口が、通常とは逆になっておるではないか!
普通はリアの右レバーからでたワイヤーは、右側のフレームチューブの中に納まるのですが。
前回ハンドルをブルホーンバーにかえて、変速レバーからフレームまでの距離が短くなったので、
入り口を逆にしたんですね・・・・・・、自分が・・・・・・・。
なので、右側はフロントのインナーワイヤーだったんですね。
あ~、なんてこった、また、あの小さな穴にインナーワイヤーを通さないとならない。
ちょっと、思い出して、前回もおなじような作業をしたのでは、っと、その時の通信を読んでみると、
前回はシフトインナーケーブが、トップチューブの中できれていたんですね。
あ~、またしても地獄のような作業が・・・・・・・。
♪いつまでたぁ~っても、ダメなわたしね~♪
今回もアクロバッッティックな作業をこなし、奇跡的に貫通に成功・・・・・・・。
クラインバイクの作業はトラウマになりそう。