職人マツナガ通信

8月18日

後半戦の仕事始めです!
元気よくスタートです!
トーキョーのTさんのプロジェクトM、接着です。
長さの調整できたカーボンチューブの接着部分をペーパーヤスリで荒らします。
面をざらざらにすると接着剤がその隙間にはいりこめるので接着強度が増します。
何のとことはない作業ですが大事なした仕事ですね。
チューブの用意ができたら、ラグパート、カーボンチューブともに脱脂作業。
これも接着面に手の油がつくのも嫌うので大事な作業です。
脱脂ができたら接着剤を塗布していきます。
最終的な接着の前に、シートチューブのフロントディレラーバンド部分が来るところの内側に補強のアルミチューブをいれます。
Tさんのシートチューブは、弾性率80トンの高弾性カーボン繊維使用の薄肉チューブのため、
フロントディレラーバンドの締め付けに負けないように、内側にアルミの補強チューブをいれます。
そうして、シートチューブ、
ダウンチューブ、
トップチューブの順でラグに差し込んで治具にセットします。
セットできたらはみ出た接着剤をぬぐい、
治具の各位置を確認、ちゃんと寸法通りセットできているか。
ここまで来たら、あとは加熱器で接着部分を加熱して、
接着剤を加熱硬化させます。
フ~、これで最終的なカタチとなりました!