職人マツナガ通信

6月16日

すべてはコストのために。
CS-4600にまつわる続きです。
歯間どうしが三本のピンによって何枚かがつながってかたまりになっています。
シマノさんの、ローグレードのスプロケットによく見受けられる工作なのですが、
組み替える場合、これをばらすのが少し手間となります。
すべては安全のためにを考えるシマノさんのことだら、
これもなにか強度的な必要がありやっていることなのか、
といつもばらすとき考えていました。
ただどう考えても、強度面での影響は見あたらないので、
この際なのでこちらも聞いてみました、なんでピンが打ってあるのか。
答えは、組み付けが簡単なように、ということでした。
完成車メーカーが組み付けの時に、
一枚一枚はめ込むのでは手間が掛かりすぎるため、
一気にスプロケットをはめ込めるようにという、
コストダウン為の工作だそうです。