職人マツナガ通信

1月5日

始動です。
ラグまで準備できたトーキョーのMさんのフレーム、いよいよカタチになっていきま
す。
治具を設計図にあるシートアングルやヘッドアングル、フレームセンターなどにあわ
せていきます。
治具がセットされたら、準備の出来たバラバラのラグを治具にセットして、
いよいよラグパートのロー付け(溶接あ)をします。
ロー付けをしていく順番は決まっていて、だんだんと自転車らしくなっていきます。
Mさんのフレームはカーボンシートステーに三元合金鋼のチェーンステーという組み
合わせ。
カーボンシートステーはイタリアブランドのものを使います。
これ、さすが自転車王国イタリアと思わせてくれるように、
アルミフレーム用スチールフレーム用と用意されています。
ただ、これもさすがイタリアと思わせてくれるのですが、
その組み合わせで使うものが、そのままでは組み合わせが出来ないようなつくりに・
・・・・。
ちゃんとあっていてくれればそのまま出来るのに、
それをちゃんとあうように加工をしなければならず、
本来なら手間をかけなくていい部分なのに・・・・・、グッスン。
日本製品では絶対にあり得ないことだろうな。
でも、もう大部慣れて、
少々の事では驚かず、
あっ、そっ、またね、はいはい、わかりました、使えるようにいたしましょう、
と引きつりつつも笑顔で対応、
ココロの中で。

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