職人マツナガ通信

9月10日

ちょっと調べたいことがあり、
過去の資料をひっくりかえしていたら、
おもしろい試験結果やデーターがでてきました。
おっ、オレってこんな事も勉強していたんだ、
という感じですっかり忘れてしまっていることもあり、少々ガッカリ。
ディスクホィールが出始めた頃の車輪の特性や、
カーボンフレームが出始めた頃のフレームやフォークの剛性値など。
昨今の雑誌のインプレのように、
テストライダーが乗って、かたいだのやわらかいだのという評価でなく、
キッチリと数字で表されています。
個々の数字は覚えていませんが、
今お客さんにフレームやホィールを進める時に、
元になるものはこういうものがベースになっているんですね。
そういえば、最近このデーター取りの作業をあまりしていません。
データーをとってみたいと思わせるものがでてこないのか、
自分が怠けているのか。
でも、ここで、ちょっと、
過去にとったデーターと重複にはなるのですが、
改めて最近の製品の傾向を知りたくなってきました。
おもしろいデーターとりができたらここにのせていきますね。

イタリア就職記 (24)

イタリアについて最初の頃は、
こんな感じでP氏と一緒に工具屋へいったり、
材料をさがしたりと一緒に動き回ることが多かったです。
でも、こういう感じで一日中一緒にいると、
コミュニケーションがよくとれて、
お互いの事がよくわかってくるのでよかったです。

P工房のロケーションは、
ミラノから東へ約60kmくらい離れた小さな街(村?)にありました。
物理的な規模は小さいですが、
買い物環境はつくばと似たような感じで
ちょっとかわったものが必要な時は、
外へでなければいけないという感じでした。

ようやく、必要な物がそろってきて、
いよいよフレーム製作を開始できるところまでたどり着きました。
いろいろありましが、
これからが本番です。